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Iターン
長谷川 稔洋

日本初!古民家丸ごと平飼い養鶏場「夢農園」

移住したきっかけは?
 移住前は愛知県一宮市で35年続く喫茶店を経営していました。畳んだ理由は、何か新しい事を始めたかったからです。田舎暮らしへの憧れもありました。新しい生活を思い描く中で、養鶏農家として「生みたての卵を使った卵かけご飯をお客さんに提供してみたら面白いのではないか?」と思ったのです。最初は高山の物件を探していました。観光地なので人も沢山歩いていましたし。問題だったのが、良い物件を見つけて内見しようとしたら、雪が凄くて現地まで行けなかったのです(笑)一宮市育ちの私には雪道の運転も恐ろしく…それで、同じ飛騨地方でも雪がほとんど降らない金山地域があることを知りました。養鶏には、人が少ない山奥の集落が良いだろうと思っていた所、タイミングよく地元の人から「俺の持ってる山奥の古民家をそのまま養鶏場にしていいよ」と提案されたのです。
移住して感じたメリット・デメリット
 静か、空気がきれい、水がいい、夏は涼しい事です。一番は信号が少ない事ですね。一宮市では信号ばかり、100m走っては黄色の繰り返し。渋滞や事故も多い上、みんなイライラしているので大変でした。デメリットはガソリンも、プロパンも、上下水道も、ゴミ袋も高いこと。ただ、電気代は安いです。移住して以来、エアコンを使った事はありません。
金山で叶えたい夢は?
 金山の道の駅を盛り上げたいです。今、鳥八ステーション(=移動販売車)を道の駅に置いています。今はこのキッチンカー一台だけですが、このキッチンカーを起爆剤として、近い将来、複数台のキッチンカーが集まってお客さんが食べ歩きできるような道の駅になったらいいですね。